“1日12時迄!” 【最終大蔵ざらえ】 【本場結城紬 縮織】製織:奥順 地機・手織 100山亀甲絣 ≪単衣仕立て・中古美品≫ 「蜻蛉」 心を込めた実直なちぢみ織… 身丈158.5 裄69

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商品情報

◆最適な着用時期 単衣(5月下旬~6月、9月~10月上旬)

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、お食事、お出かけなど

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※居敷当なし、背伏せあり
身丈158.5cm(適応身長153.5cm~163.5cm)(4尺1寸8分)
裄丈69cm(1尺8寸2分)
袖巾34.5cm(0尺9寸1分)
袖丈48.5cm(1尺2寸8分)
前巾23cm(6寸1分)
後巾31.5cm(8寸3分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69.5cm(1尺8寸3分) 袖巾49cm(1尺2寸9分) 
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
【 仕入れ担当 更屋より 】
たいへん希少な御品を仕入れて参りました!

結城紬ファンの方であれば良くご存知でしょう『結城縮(ゆうきちぢみ)』。
一般的な「平織」の本場結城紬に比べ圧倒的に数が少なく、
まさに「幻の結城紬」と言われるお着物です。

懇意にさせていただいている京都の古着問屋さんよりご縁がございました…
しかも証紙類も全て揃っております。

もとはかなり良いお値段で販売されていた御品を…現品限り。
どうぞお見逃しなきようにお願いいたします。


【 お色柄 】
居座機にて心を込めて織り上げられた希少な一品…

縮織の緯糸は、右撚り糸・左撚り糸・平糸の三種類を用いて
平糸を交えながら撚り糸を交互に織り込むのですが、
最終的に尺巾の反物に仕上げなければなりませんので、
撚り糸の縮率を考慮して、平織よりも一寸ほど巾広の状態で織り上げます。

織り上がりましたら、シボ寄せと言われる湯もみを行います。
お湯でじゃぶじゃぶと洗うと撚りがかかっている分だけ縮み、
それを天日乾燥させる際、尺巾の伸子(しんし)を張り巡らせて反巾を整えます。
…こうして生み出されるサラリとしたシボ感、それこそが、快適な着心地の秘密なのです。

深みのある藍墨茶色の地に、蜻蛉の絣模様がシンプルに織り表されております。
蜻蛉は前にしか飛ぶことができない、後ろに下がらないことから、
勝利を呼び込む「勝ち虫」として古くから大変人気のお柄でございます。

お色を抑えておりますので着こなしやすく、
伝統のムードあるなかにも、現代にステキな抜群の良色柄のおひとつであり
証紙の残った大変希少なバイヤー激推しの一品!
どうぞこの機会をお見逃しなきようお願いいたします!


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。

【 結城紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年3月30日指定)
平織と縮織が茨城県無形文化財に指定(※1953年)
文部科学大臣指定重要無形文化財総合指定(1956年)
ユネスコ無形文化遺産への登録認定(2010年)

茨城県・栃木県を主な生産とする絹織物

茨城県西部の結城市と隣接する栃木県
小山市などで製織されている。
結城郡の旧石下町(現・常総市)にも
「いしげ結城紬」があり、手織のほか機械織
(力職機)による製織、糸も真綿手つむぎ糸、
石下の手紡糸、撚糸工場の強撚糸など様々である。

平織と縮織の2種類があり、現在の結城紬は
撚りのない糸を経と緯に使用する平織が主流で、
全体の約97%を占めるが、かつては横糸に
強撚糸を使い表面がちりめん状に仕上げられた
縮織が主流であった。

戦後昭和中期頃は縮織が結城紬全体の
約9割を占めていた。

元来は堅くて丈夫な織物であったが、絣の
精緻化に伴い糸が細くなってきたため、
現在は「軽くて柔らかい」と形容されることが多い。

本結城の工程は国の重要無形文化財で
「本場結城紬」は地域団体商標に登録されている。

【 歴史 】
1865年 初めて絣の結城紬が制作される
1873年 ウィーン万国博覧会出品
1953年 平織と縮織が茨城県無形文化財に指定される
1956年 4月24日重要無形文化財指定(平織のみ)
    同時に従事者6名が技術保持者に認定
1961年 結城市を中心とした各市町村により
    財団法人重要無形文化財技術保存会設立
1974年 NHK朝の連続テレビ小説で放映された
    『鳩子の海』で一部結城市が舞台となり、
    結城紬の知名度が高まる。
1976年 技術保持者6名の認定解除
    保持団体の認定に変更
    171名で本場結城紬技術保持会設立
    同会が重要無形文化財「結城紬」の
    保持団体として認定
1977年 3月30日経済産業指定伝統工芸品承認
    結城紬伝統工芸士認
   (この年の認定者は染2名、絣くくり6名、織り6名)
1986年 栃木県伝統工芸品
1988年 茨城県郷土工芸品の指定を受ける
2004年 品質検査の際に重要無形文化財の指定要件を
    満たしていない反物にも「重要無形文化財指定」証票が
    不正交付されていたことが明らかになり文化庁が保存会に
    改善を指導
2005年 6月3日分の検査合格品より全反物が
    「重要無形文化財」表記のない証票へと変更
2010年 ユネスコ無形文化遺産リストに登録。
2014年 小山市市職員「紬織士」の採用制度開始
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
[文責:更屋 景子]

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